概要
2022年2月16日、大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎にて、HPVワクチンについて知り、考えるワークショップを開催しました。高校1,2年の男女合わせて6名が参加し、HPVやHPVワクチン接種で予防できる病気について学び、「なぜ日本でHPVワクチンの接種率が低いのか」について議論しました。
「子宮頸がんワクチン」という名前で知られているため男性も関係することだと捉えにくいことや、メディアの報道が客観的なものである必要性などを認識しました。まずはHPVワクチンについて知ることが大事であること、その上で接種するかをよく考えて判断してほしい、と伝えました。
参加者の声
「HPVはほとんど女性のみに関わるものだと思っていたが、実際には、男性にも、陰茎がんなどといった病気にかかることを知り、また、1日に8人が亡くなっているということを知って、男女関わらず、HPVについてみんなが理解すべきであると感じた。」
「副反応のリスクが他のワクチンより高いと思っていたが、そうではないと知った。 また、子宮頸がんだけのワクチンではないということも初めて知った。」
「ワクチンとはどういうものなのか、また、HPVとはどういうものなのかを知ることができ、とても勉強になりました。また、大学生の人達との交流ができ、楽しかったです。」
「全生徒が参加できるような形になれば、もっと知名度が上がると思います。」
Vcan全国中高ツアーについて
Vcanは全国の中学・高等学校をまわってHPVワクチンについて主体的に学習をする機会を提供し、将来のリスクを減らす選択肢を知る機会を提供します。
Vcan全国中高ツアーについては以下の記事をご覧ください。