概要
2022年3月22日、京都市立堀川高等学校にて、卒業生であるメンバーが講演をいたしました。講演内容は、堀川高等学校の特色とも言える「探究基礎」および、様々な取り組みが、医学生としての現在の活動とどう関係しているのか、です。その中で、HPVワクチンの啓発活動に取り組む背景やその意義を伝え、社会課題への関心を高めること、自分の将来について考えることを目的としました。高校1年の男女合わせて20人が参加しました。
社会課題に取り組む卒業生として、自分ごととして捉えることが大切であるということ、そしてHPVワクチンとその関連がんについてまずは知ることから始めてほしい、と伝えました。
講演後のアンケートで、「HPVワクチンについての印象は変わりましたか。印象が変わった方にお伺いします。どう印象が変わりましたか。」に対しては以下の回答がありました。(原文ママ)
「一部の女性に関係のある病気を予防するためのものではなく、私たち全員に関係するものであること。」
「副反応が怖いイメージがあったけれど、信頼のある情報源で知らべれば安心できると感じました。」
「そもそもHPVが何であるのかということや、社会がどのように思っているのか、HPVの課題が何なのかが具体的にわかり、未知で怖そうなものだったけど、感染を減らせることが可能なものだと分かり恐怖心は薄れた。」
参加者の声の一部
「僕は男子で、自分とはあまり関係ないものだと思っていましたが、今回の話を聞いて、他人事じゃないことを強く感じました。また、今回の話で終わらせるのではなく、自信で改めて調べてみて、正しい知識を深めていきたいです。」
「この講演を聞かなければ、他人事だと思って特に調べることもなく過ごしていたと思います。HPVワクチンの大切さを知れた、とてもありがたい機会になりました。」
「学校などでワクチンの知識を教えたりする機会を作るべきだと思った。無知は誤解や恐れを生む。」
「素敵なご講演をありがとうございました。探究についてや、自分の将来についての見方が少し変わったように思います。」
京都市立堀川高等学校のホームページで紹介していただきました!
京都市立堀川高等学校ホームページ