概要
2023年3月8日「国際女性デー」に「守れる命を守る会」主催の特別会見にVcanメンバーが登壇させていただきました。
日時:2023年3月8日(水)14:00~15:00
場所:厚生労働省記者会
参加者:石渡勇 先生(守れる命を守る会代表、日本産場人科医会会長)
細部 千晴 先生(小児科医・細部小児科クリニック院長)
村中璃子 先生(医師・ジャーナリスト・京都大学非常勤講師)
子宮頸がんワクチンの啓発活動を行う女子大学生
国際基督教大学 学生
若者にHPV ワクチンについて広く発信する会 Vcan
会見内容
以下発言のまま
私たち学生団体Vcanは「若者の力でHPVワクチンを取り巻く社会を変える」ことを目標に活動する関西の医学生を中心とした学生団体です。
私たちVcanメンバーはちょうどキャッチアップ世代にあたり、定期接種を逃した人が多くいます。定期接種を逃した当事者として、もっと早く知っていたら、もっと早く接種していたらよかったと思い活動に至っています。
私たちの活動の1つとして「全国中高ツアー」とい称する出張授業を行っています。
昨年秋には、私は中学3年生と高校1年生を対象に出張授業を行いました。
子宮頸がんは若い女性で増えていること、早期に診断されても子宮を摘出することもあることをお伝えしました。
その授業の感想で「はがきでお知らせが来ていたが、イマイチピント来てなくて、めんどくさいが勝っていましたが、この授業のおかげで、打つメリット、デメリットを理解できて打った方がいいんだなと思いました。」といった意見を生徒さんから頂きました。
他の生徒さんも『HPVワクチン』は聞いたことがあるけど、どういうものか知らなかったという人が数多くおられました。
また、同校では授業後ワクチンを接種した女子が増えつつあると聞いています。
打ちそびれる人がなくなるようHPVワクチンについてお知らせするだけでなく、子宮頸がんの怖さやワクチンの有効性,安全性について正しい情報を届ける必要があると再認識しました。
そして、正しい情報を得たのちに打たない選択をするのと、よく知らないまま打たないのは全く違うと思います。
HPVワクチンについての正しい情報を普及させて、主体的に決断する社会にしていきたいです。
ビデオメッセージ
会見で流したビデオメッセージはこちらから
ロングバージョン
HPVワクチンでわたしを守る、みんなも守る | 医師と女子学生が知ってほしい子宮頸がん予防(long ver.)
ショートバージョン
HPVワクチンでわたしを守る、みんなも守る | 医師と女子学生が知ってほしい子宮頸がん予防 - YouTube
記事
BuzzFeed
「死ななくていい人が命を落とすのは悲しい」HPVワクチンの接種率上がるように 当事者と医師らが国際女性デーに呼びかけ (buzzfeed.com)
医療維新