概要
2024年1月15日(月)立命館大学にて、大学生向けの出張授業を行いました。
はじめに
2024年1月15日(月)立命館大学にて、大学生向けの出張授業を行いました。
立命館大学生15名の方にご参加いただきました。(オンライン14名、現地1名)
Vcanからはるなが参加いたしました。
内容
「後悔する前に知ってほしい。予防できるがんのこと」をテーマとした授業です。子宮頸がんとHPVワクチンについて、学生さんが参加しやすいようクイズなどを交えながら、お話しました。
大学生の質問
①自治体からのハガキはありますが、それはどこの病院でも受けられるものですか?
②性行為経験の有無は、ワクチンの接種が必要かどうかに関わりますか。
③接種の際に、性交渉の有無は聞かれますか?性行為というのは、キスなども含みますか?
返答
①全ての病院ではない、各自治体でのチェック必要、産婦人科か小児科になるかと
②性交経験があっても接種のメリットあり(HPVは200種類くらいあり、感染してないほかの型に対しての抗体を作る目的)
③私は聞かれなかった。必要情報ではないので聞かれないと思う、キスを含めオーラルセックスでも感染することがあります。
参加してくれた大学生の感想(一部)
「積極的にワクチン接種が再開したのが比較的最近で驚きました。子宮頸がんは怖いけど何をして良いかわからない、性行為の経験があるから手遅れ、と思っている人は多いと思います。」
「母とHPVワクチンをキャッチアップ接種するかどうか意見が分かれ、ワクチンの安全性を正しく知るために参加させていただきました。接種が始まった中学生当時は、重い副反応や障害が残ってしまうなどの危険性ばかりがセンセーショナルに報道され、HPVワクチン=危ないというなんとなくの認識のまま現在に至ります。今日の講習会で、報道でみたような重篤な副反応やワクチン接種に優位な関連性がないことを知り、安心してワクチン接種に踏み切れそうです。ありがとうございました。」
Vcanの感想
昨年末に行われたヘルシーキャンパスフォーラムのご縁でこの度授業をさせていただきました。ご縁に感謝いたします。キャッチアップ接種の期限が迫っている中、貴重な機会をいただきました。今後も若者にHPVワクチンの正しい知識を届け、自分自身で判断できる世の中を創っていくために頑張ります。