概要
2024年1月11日山形県南陽市立赤湯中学校にて、山形県3校目となるVcan中高ツアーを行いました。
はじめに
2024年1月11日山形県南陽市立赤湯中学校にて、山形県3校目となるVcan中高ツアーを行いました。
赤湯中学校1年生100名にご参加いただきました。
山形県南陽市の白岩市長直々にお招きいただき、南陽市の4つの中学・高等学校で出張授業をさせていただきました。他の学校での様子もHPにて公開中です。
Vcanからは、るなと花音とわくが参加しました。
内容
「後悔する前に知ってほしい。予防できるがんのこと」をテーマとした授業です。子宮頸がんとHPVワクチンの話を、生徒さんが楽しめるようにクイズなどを交えながら、実施しました。
生徒さんの意欲やアイデアを引き出すためにワークショップも導入しています。ワークショップでは、以下のテーマを用意し、生徒さんが自分たちで話し合い、発表してくれました。
「副反応・有害事象のイメージが強く、ワクチン接種に良くないイメージを持つ親世代の方に、どうすれば正しい情報が伝わるか?どうやって自分たちは親御さんに伝えるか?」
参加者の感想
参加してくださった生徒さんの感想を頂きましたので、一部ご紹介します。
「私の家族がワクチンを反対していて、色々な悪い情報などをよく耳にするので私も悪いイメージがありました。だけど今回の話しを聞いて少し印象が変わりました」
「あまり授業でも習えないことだからたくさんの学びがあって面白かったです。このような授業が普段からあればいいなと思いました。」
「ワクチンと検査両方したほうがいいということが分かって授業がすごく楽しかったです」
参加者の感想より
登壇した大学生メンバーの感想です。
授業とは関係ないですが、学校に入った時から「こんにちはー!」と挨拶してくれる学校の雰囲気がとても素敵で暖かい気持ちになりました。挨拶は大事だと言いますが、本当にその通りで、真剣に話を聞いてくれる上に、しっかり意見も発表してくれました。個人的にグループワークの際にクラスの全員と一度は喋るように心がけています。レクチャーを聞いても副反応への恐怖心は払拭出来ないことが多いです。ただ、生徒さん一人一人の質問を直接聞くことができたとき、来てよかったと心から思うことができます。「まだちょっと怖いけど考えてみようと思った」というお話をしてもらいました。この出張授業を通して、HPVワクチンについて1人でも自分の意見について考えるきっかけになれば幸いです。チャイムと同時に「ありがとうございました」と言ってもらえて私たちも元気をいただきました!
私たちVcanはこれからも、医学的根拠に基づいた情報を若者世代に届けて参ります。貴重な機会をいただいた南陽市の白岩市長、市役所の皆様、赤湯中学校の教職員の皆様、そして参加してくださった生徒の皆さん、この度は本当にありがとうございました。