概要
2024年1月11日(木)山形県南陽市立宮内中学校にて、山形県4校目となるVcan中高ツアーを行いました。
はじめに
2024年1月11日山形県南陽市立宮内中学校にて、山形県4校目となるVcan中高ツアーを行いました。
山形県南陽市の白岩市長直々にお招きいただき、南陽市の4つの中学・高等学校で出張授業をさせていただきました。他の学校での様子もHPにて公開中です。
宮内中学校の2年生78名にご参加いただきました。Vcanからは、わくと花音とるなが参加し、それぞれ1組・2組・3組を担当しました。
内容
「後悔する前に知ってほしい。予防できるがんのこと」をテーマとした授業です。子宮頸がんとHPVワクチンについて、生徒さんが楽しめるようにクイズなどを交えながら、お話しました。
生徒さんの意欲やアイデアを引き出すためにワークショップも導入しています。ワークショップでは、以下のテーマを用意し、生徒さんが自分たちで話し合い、発表してくれました。
「副反応・有害事象のイメージが強く、ワクチン接種に良くないイメージを持つ親世代の方に、どうすれば正しい情報が伝わるか?どうやって自分たちは親御さんに伝えるか?」
参加者の感想
参加してくださった生徒さんの感想を頂きましたので、一部ご紹介します。
「HPVワクチンは、女性が受けるものだと思っていたけど男性が受けられることを知ってびっくりした。」
「医療に関することなのでもっと難しいことかと思ったら、意外にわかりやすいしもっと聞きたいと思えた。」
「知らないことが多かったので今日知れたことをみんなに広めたりしたいと思いました。」
参加者の感想より
登壇した大学生メンバーの感想です。
皆さん、テスト後とのことでしたが、それを感じさせないくらい集中して聞いてくださいました。心から嬉しかったです。最後に挨拶をしてくれた生徒さんから、「自分は接種をすでにしていたけれど、そこまで深く知らなかった。今日知れてよかったです。」との感想をいただきました。とても嬉しく思うと同時に、今後も発信をしていかなくてはいけないと再度実感しました。出張授業の目的は、接種を勧めることではなく、生徒さんのヘルスリテラシー向上にあります。Vcanは今後も全国に発信を続けていきます。
貴重な機会をいただいた南陽市の白岩市長、市役所の皆様、宮内中学校の教職員の皆様、そして参加してくださった生徒の皆さん、この度は本当にありがとうございました。