概要
2024年7月5日山形県立南陽高等学校にて、2024年1月に引き続き2回目となるVcan中高ツアーを行いました。
はじめに
2024年7月5日山形県立南陽高等学校にて、2024年1月に引き続き2回目となるVcan中高ツアーを行いました。
南陽高等学校の高校1年生の92名にご参加いただきました。
今回の中高ツアーは2024年1月と同様に山形県南陽市の白岩市長からお招きいただいたもので、南陽高等学校も含めた山形県南陽市の中学校・高校計4校で出張授業を実施しました。
また昨年度の出張授業の様子は以下のリンクからご覧いただけます。
https://www.vcan-hpv.org/posts/838
Vcanからは、琉奈、拓海、一真が参加しました。
内容
「知らないまま後悔しないで 子宮頸がんとHPVワクチン」をテーマとした授業です。
生徒さんの意欲やアイデアを引き出すためにワークショップも導入しています。ワークショップでは、「男性接種って知ってる?」というテーマを用意し、生徒さんが自分たちで話し合い、発表してくれました。
参加者の感想
参加してくださった生徒さんの感想を頂きましたので、一部ご紹介します。
「感染しないためにワクチンが必要だということを改めて実感しました。今まではあまり深く考えていませんでしたが、これからは他人事と捉えずに過ごしていきたいです。」
「子宮頸がんをより詳しく知る良い機会になった。男性も接種することのメリットがたくさんあることを初めて知った。今後のことを考える良い時間になった。」
「子宮頸がんの本当のことを知れたし、班で話し合って真剣に考える事ができました。楽しかったです。」
登壇した大学生メンバーの感想
南陽高校では生徒のみなさんが真剣に授業を聞いて下さったことがとても印象に残っています。またワークショップでは「男性接種についてどのように周りの人に伝えるのか」という難しいテーマでしたが、時間の短い中で「Instagramを活用する」「YouTube Shortsで動画を流す」「CMを流す」など、具体的な手段まで含めて考えてくれました。実際に当事者世代の生徒さんたちが考えてくれた方法は、Vcanのこれからの発信にも活かしていけるのではないかと感じました!
また生徒さんからの感想でも「他人事と捉えずに過ごしていきたい」などの嬉しいお言葉をいただき、自分たちの活動のこれからの活動の励みとなりました。Vcanではこれからも出張授業を通じて医学的に正しい情報を生徒さんに伝えて、南陽高校と同じように1人でも多くの生徒さんが「じぶんごと」としてHPVワクチンについて考える機会を作ってほしいと考えています。
貴重な機会をいただいた南陽市の白岩市長、市役所の皆様、南陽高等学校の教職員の皆様、そして参加してくださった生徒の皆さん、この度は本当にありがとうございました。
今回の中高ツアーの様子は南陽市長のInstagramでも紹介していただきました!