2024年9月30日(月)、宮古島市役所にて市民の方を対象として、子宮頸がんの啓発を目的とした出張授業を行いました。宮古地区医師会の先生方と連携した企画であり、Vcanメンバーのわくが担当しました。
レクチャーでは、子宮頸がんに関する知識として、『HPVワクチンの効果はどれくらいなのか?』『副反応は結局怖いのか?』等をお話ししました。
宮古島はHPVワクチンに対するネガティブなイメージが根深く、接種率が低い地域です。参加者の方の中にも、周囲の方が接種後の症状に苦しんだという方もいるかもしれません。一方でHPVワクチンの安全性は他のワクチンと同程度に確かめられており、世界中で接種がされています。ご自身が後悔しないために、医学的根拠に基づく情報を調べて判断して欲しいという思いをお伝えしました。
ワークショップでは、皆さんの体験談を元にオープンなディスカッションが行われていました。
参加者の感想
「ワクチンで防げる唯一のガンだと思うので、もっと接種率が上がるといいなと思いました。」
「わかりやすくてとても面白かったです。もっといろんな人に聞いてほしいし、若い人や多くの学生さんに聞いてほしい。」
登壇者の感想(わく)
保護者の方、キャッチアップ接種対象の方、自治体の方などさまざまな背景の方にご参加いただきました!日本でHPVワクチンの接種率が高まる中、宮古島だけが取り残されるということがない様に、今後も啓発を続けたいと考えています。
今回の貴重な機会をご準備いただいた奥平先生、宮古地区医師会の皆さま、宮古島市役所の皆さま、誠にありがとうございました。
宮古新報さんに取り上げていただきました!
https://miyakoshinpo.com/2024/10/01/学生団体vcanがhpv啓発%E3%80%80宮古地区医師会/