第36回国際パピローマウイルス学会は、基礎研究・臨床研究・公衆衛生の3つの柱があり、世界の100の国から1,863人の研究者が参加していました。
Vcanの活動に関するポスター発表を行いました。タイトル“Japanese Medical Students Inform Young People about HPV”
内容・活動背景「いかに日本でHPVワクチンの接種率が停滞しているか」・学生団体Vcanの活動「3つの課題と解決策」・メイン企画「2,700人以上にアプローチしたVcan全国中高ツアー」・中高ツアーによる効果測定・医学生というユニークな立場と今後の展望
参加者の感想
(かのん)
ポスターセッションでの海外の研究者との意見交換は非常に刺激的でした。啓発が難しいのは日本だけではなく、各国それぞれが、様々な文化的・経済的背景によって、適切な予防手段にアクセスすることから阻まれているということを学びました。日本から学ばれるところ、逆に日本が海外の国から学ぶところを実感を伴って理解することができました。
また、参加したセッションでは、世界中の研究者たちが熱い議論を繰り広げており、子宮頸がん予防方針や、市民への啓発など「日本が世界から遅れをとっている」ということを実感する時間となりました。
国内外の研究者にVcanの話をすると、励ましの言葉を多くいただきました。これからも、日本で子宮頸がんを撲滅するために、歩みを少しずつ進めていこうと思います。